東北大学 大学院工学研究科 材料システム工学専攻

生体材料システム学講座 生体機能材料学分野
鈴木研究室


鈴木 誠 教授Makoto SUZUKI

森本展行 准教授 Nobuyuki Morimoto

研究概要

 当分野は1996年9月に新たに設置され、材料・物性系の中では唯一生物学との境界領域を研究している.
学際融合領域の研究課題に対して柔軟にかつ鋭く切り込んで行く所存である。当分野の中心課題は、筋肉タンパクのような分子レベルで化学力学変換をおこなう生体物質の機構解明と人工材料の創製である。

 当分野では、生物の運動タンパク分子の化学力学変換メカニズムの工学的応用をめざして、分子モーターの研究を進めている。具体的には、筋肉の主要タンパクであるミオシンのATP分解反応過程を調べるための高分解のマイクロ波誘電スペクトル測定装置の開発、およびこの装置を応用してタンパク分子周囲に拘束された水和層の誘電特性解析を行っている。これまでの研究結果から、ミオシンにおけるATP加水分解反応にはタンパク分子表面に拘束された水が深く関わっているだけでなく、反応を進行させているのは水分子の運動そのものであることを見いだした。この発見は、分子機械(タンパク分子の集合体として機械的機能をもつ)を将来人工的に作成する上で重要な指針となる。さらに分子機械の本質を明らかにするために1分子力学計測の技術を応用して詳細なタンパク分子の力学機能と1分子反応過程に関する理解を深めていく。


基礎研究項目

応用・開発研究


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