東北大学大学院工学研究科 材料システム工学専攻 マイクロシステム学講座 材料システム計測学分野 　　　　　　Japanese/English （東北大学未来科学技術共同研究センター） 山中研究室 【2008.9.2】 小原良和助教が応用物理学会講演奨励賞を受賞 小原良和助教が、平成20年春季第55回応用物理学関係連合講演会で発表した「サブハーモニック超音波フェーズドアレイSPACEによる応力腐食割れの計測精度の検討」に対して、応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。（賞状、メダル、写真） 受賞内容は以下の通りです。 原子力発電プラントでの、閉じたき裂による計測精度の低下は緊急解決課題である。本研究では、閉じたき裂の過小評価を解決するために開発したサブハーモニック超音波フェーズドアレイ（Subharmonic Phased Array for Crack Evaluation）を、新たに提案した加速試験法で作製した深い応力腐食割れに適用し、計測精度が向上することを実証した。 贈呈式は、平成20年秋季第64回応用物理学会学術講演会の初日（9月2日）に開催され、9月5日には「閉じたき裂映像化のための高選択性・高分解能long-burst SPACEの基礎的検討」というタイトルで講演奨励賞受賞記念講演を行いました。