学年:M2
出身:群馬県
研究題目:新規開発THz分光システムの薄膜構造解析への応用
研究内容:テラヘルツ電磁波を用いた有機分子薄膜の透過スペクトル測定。テラヘルツ電磁波は周波数が1012Hz程度の光波と電波の中間領域にあたる電磁波のことです。一般に赤外領域のなかで低周波数にあたるこの周波数領域では詳細な研究は発展途中にあります。テラヘルツ周波数帯では水素結合等の分子間相互作用に関する情報が多く存在しているためスペクトル測定をすることで分子の結晶構造に敏感な結果が得られます。測定対象としては有機分子のヌクレオシドを用いた薄膜試料や液晶分子のMBBAを用いて研究を行っています。
ひとこと:規模の小さい研究室ですが楽しくやっています。研究しながらパキラやコーヒーの木の世話もできます。ぜひ見学にお越しください。
名前:小佐野 寛志
学年:M1
性別:男
出身:宮城県
好きなこと:Aさん(誰?)のお世話
研究題目:鉄ー白金系モデル触媒の製作とCO被毒に関する研究
研究内容:超高真空装置内で、Pt(111)単結晶基板表面にFeを蒸着し、Fe薄膜の表面構造をRHEEDを用いて観察する。また、Fe薄膜にCOを吸着させFT-IRを用いてCO吸着特性を測定する。Ptは燃料電池に代表される水素循環プロセスの中で有用な触媒として利用されており、この触媒反応について表面構造との関係から議論するとともに、耐被毒特性を持った表面を作製することを目標としている。
一言:人数が少ないけれど、一人ひとりがしっかりと目標を持って行動しています。
出身:神奈川県
出身:兵庫県
卒論題目:MIMトンネル接合電極表面で発現するホットエレクトロンの触媒反応促進
研究の内容:金属(Metal)/絶縁体(Insulator)/金属の薄膜を重ね電位を加えると、+側の表面にホットエレクトロンと呼ばれる金属のフェルミ準位よりも高いエネルギー状態を持つ電子がせいせいされます。この現象を用いた金属表面上における触媒効果を研究しています。
コメント:がんばってね☆
出身:山梨県
卒論題目:生体関連分子の固体表面への転写と赤外・ラマン分光
研究の内容:テラヘルツ電磁波は、周波数域が0.1〜10THz程度の光波と電波の中間領域にあたる電磁波で、高分子の骨格振動や分子間の相互作用を励起することが可能です。この特性を利用し、液晶セルやSi基板上に作成したヌクレオシド薄膜の透過スペクトルを測定します。測定結果から薄膜の結晶状態や分子間の相互作用について考察を行います。
ひとこと:和やかな研究室です。よろしくどうぞ!
出身:宮城県
卒論題目:fcc-Fe/Pt(111)エピタキシャル膜のCO被毒特性
研究内容:Pt(111)単結晶基板にFeを原子レベルで蒸着させた試料を作成し、RHEED(反射高速電子線回折)により表面構造を観察します。また、FT-IR(フーリエ変換赤外分光装置)によりCOの吸着特性を検証します。白金にはCOが非常に吸着しやすいのですが、その吸着特性がFeの蒸着によりどのように変化するかを調べるのが主な目的です。
ひとこと:コンパクトにまとまった研究室なので、ほかの研究室とはちょっと違った雰囲気が味わえるかも。
【駅伝大会】
27位 残念!!(でもないか)