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工藤 千英

知能デバイス工学専攻 工藤 千英さん[青森県出身]

材料は、宇宙・航空、発電、医療、どの業界でも重宝

図画工作や泥だんご作り、パズル、料理、お菓子づくりなど、幼少の頃からジャンルを問わずに何かを作ることがずっと好きでした。数学が楽しかったので高校では理系に進み、ものづくりが好きなので、大学は工学部にしようと思っていました。出身高校ではひとまず東北大を目指すように勧められるため、なんとなく方向は定めていましたが、高校の出前講座で東北大の材料科学ではどんな研究が行われているのかを学び、ぐっと興味を惹かれました。漠然と工学部進学を目指していたものの、具体的に研究したいことがあったわけではなく、材料学科であれば宇宙・航空系、発電、医療系など将来やってみたいと思ったものに何にでも関われるのではないかと思い、材料科学総合学科を選びました。

笑顔の工藤

勉強、バスケ、バイトと多忙な学部生時代

小・中・高と地元の公立校に通い、部活のバスケットボールに明け暮れる毎日を過ごしていました。大学でも学友会のバスケットボール部に所属し、週4日ほど部活動を行っていました。日中は大学で授業を受け、夜間と休日は主に部活かバイト。空きコマの時間に図書館や学食で授業の課題に取り組みました。4年生で引退するまで忙しい毎日でしたが充実していたと思います。自分にとっての主なコミュニティは部活であり、同期と練習後にご飯を食べに行ったりする何気ない時間が楽しかったですね。

複数人で談笑する工藤

大学院での生活は、平日は毎日研究室で研究したり、授業を受けたりしています。研究室のメンバーと過ごす時間が増えるので、一緒にごはんを食べに行ったり、プロ野球観戦に行ったり、駅伝大会に出たり…と主な生活コミュニティが研究室にシフトしました。

研究をする工藤

マイクロメータで試料サイズを計測。私の研究では、金属を溶解して合金を作製し、切り出しや研磨等を行い実験試料を作製します。

自分が楽しいと思えることに挑戦し続けたい

学部でも大学院でも、海外に行ける機会があり、とても貴重な経験ができました。学部生の時は工学部のプログラムで、フランスに2週間ほど滞在しました。提携先の大学で学び、観光もできました。長期休みには、さまざまな海外渡航プログラムがあるので、事前に申請や準備をすれば比較的誰でも行ける機会を得られると思います。大学院では、ドイツに4週間ほど研究滞在をしました。研究室の教授に機会をいただき、現地の大学の研究室で学びを深めることができ、幸運だったと思います。

機材を触る工藤

卒業後は、留学も視野に入れています。この学科で学んだ内容はとても面白いのですが、人生を長い目で見たときに他の興味があることにも挑戦してみたいと思っています。そのため仕事の具体的なイメージはまだついていませんが、上手くいかないときに原因を思考しながら物事を進めていく姿勢など、研究を通して学んだ物事の考え方や取り組み方を、これからの生活や将来の仕事に活かしていきたいと考えています。

工藤 千英さんの研究室の1日

10:00登校

実験

実験をする女性

12:00昼食

昼食をとる男女

13:00実験・データ解析

モニターを確認する男性

実験の息抜き

研究をしながら, 運動やお菓子で息抜きもします

サッカーをする男性

サッカー

チョコレートフォンデュ

チョコフォンデュ

18:00帰宅

コアタイム後

野球場

研究室メンバーで野球を観に行ったりもします!