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木幡 悠輔

金属フロンティア工学専攻 木幡 悠輔さん[千葉県出身]

オープンキャンパスで知った“材料”の魅力

進路は理系志望で、工学部か理学部か迷っていたのですが、オープンキャンパスでさまざまな材料を見たことと、就職に有利であると先輩からも熱心な勧誘を受けたことがきっかけで東北大の材料科学を選びました。ものづくりの最先端とも言える、高機能材料や未知の材料の研究開発が日本トップレベルの環境で出来ることにも惹かれました。その時に見せてもらった軽量で金属ではないのに高強度を示す繊維強化プラスチックが特に興味深く、学部生のころは、金属と繊維強化プラスチックの複合材料の研究を行いました。材料といっても幅広く、勉強をしているうちに自然と興味が湧く材料に出会えると思います。金属を中心に無機・有機材料まで材料の全ての分野について学べるところがとても魅力的だと思います。私も大学院からは金属も学びたいと思い、研究室を異動し新しい研究に取り組んでいます。

微笑む木幡

「大学生になったらやりたいこと」は全部やった

入学する前に思い描いていた「大学生になったらやってみたいこと」は全部叶えられました。勉強や遊び、サークル、アルバイトと、いろいろ経験しました。「何かやってみよう」と思い立ったとき、仙台という街にはすぐに取り組める環境が整っているのがいいところです。キャンパスから中心部へ歩いて行くこともできますし、学生が多く賑やかな街だと思います。

複数人で談笑する木幡

私は小・中・高と取り組んできたソフトテニスを大学でも続けました。サークルに所属し、空きコマに学内のテニスコートでブレーをするほど熱中していました。高校までの部活動とは違って、普段の活動からイベントの運営まで全部学生主導で行うところがとても楽しかったです。仙台にキャンパスを持つ複数の大学の学生で構成されたサークルだったので、規模も大きく、価値観や考え方が違う人との交流や、一人ではできない活動を通してさまざまなことを体験し、とても良い経験ができました。

研究をする木幡

サンプルの表面観察のために顕微鏡を使います。

材料の知識を持つ技術者が求められている

現在は、銅の製造に関するシミュレーションに取り組んでおり、正確な予測を実現し、効率的な材料の生産に貢献できる研究を目指しています。近い将来、大学で学んだ知識を活かし、材料を扱った企業で働くためにメーカーを中心に就職活動を行っています。今の研究と直接のつながりはなくても、材料について幅広い知識を活かして技術者として働くこと目指しています。材料科学の先輩方もさまざまな企業で活躍していると聞きますので、材料の知識を持った技術者が広く求められているのだと思います。ものづくりにおいて材料に関する技術はどこでも必要とされているため、どんなメーカーでも活躍できる機会があると思っています。

顕微鏡

木幡 悠輔さんの研究室の1日

10:00登校

1日の予定を確認

10:30シミュレーション開始

12:00昼食

学食や購買で昼食

13:00実験棟に移動し実験

実験をしている木幡

実験の様子

研究の息抜き

テニスをしている様子

研究の合間にテニスを楽しむこともあります

17:00進捗報告会の資料作成

19:00帰宅

同期と夜ご飯へ