2022年度オープンキャンパス:Q&A
学部・大学院関係
就職関係
A1:多くの卒業生は、大学で学んだ専門知識が活かせる企業に就職しており、材料をよく知る人材として即戦力になっていますが、そうではない場合もあります。しかし、大学では専門知識だけでなく、研究の進め方や取り組む姿勢、倫理観、人間力などを総合的に身に付けてもらえるように努めており、これらはどのような分野へ就職しても役立つものです。学生が真剣に悩んで決めた進路であれば、全力でサポートしたいと思います。
A2:イヤホンにも種々の材料が使われています。高性能なイヤホンを作るには、高性能な電磁石や圧電材料(電圧を加えると伸び縮みする材料)などが必要となりますので、機能性材料の開発が必要となります。このような材料を開発・製造している企業への就職を考えると、本学科で学ぶことは1つの選択肢と思います。
模擬講義(好田教授)
A1:はい、複数重ね合わせることも可能です。たとえば、上、上、下であれば上の方がすこし多めに存在していることになりますが、そのように上と下の状態の強さを変えて、存在させることもできます。そうするといろいろな組み合わせが可能となり、効率的な計算ができることにつながります。
A2:スピントロニクスで室温で使える量子コンピューターの開発も進んでいます。現在世の中に販売されている量子コンピューターはどれも低温に冷やして動かしています。どのくらいかと言いますと、-273℃程度でほぼゼロケルビン程度の極低温の環境です。そのために特別に冷やす装置も一緒に販売されています。ただし、それではとても大きな装置になってしまうので、室温にしてもっと小型化できるような取り組みもなされています。
学生生活紹介
A:1ヶ月のインターンの前に日本語を1年間勉強していましたが、話すことはあまりできませんでした。インターンを経て、自己紹介(趣味や家族のこと)、日本での経験の内容(何を食べたか、どこへ行ったかなど)が簡単に話せるようになりました。授業のテストとは違い、友達との雑談を経験できたので、日常会話の面で経験値が上がったと思っています。