及川研究室

[金属フロンティア工学コース | 素形材プロセス学分野]
オープンキャンパスで体験できる研究をご紹介します。
  • プレス機の外観

  • 金属板材の深絞り加工について説明

  • 深絞り加工の実演

  • 深絞りで作製した風鈴の配布

公開研究|かたちを作るものづくりの基本塑性加工技術

身の回りの金属製品の加工過程の説明や、最新の加工技術であるサーボプレスの紹介・実演をします。

OUTLINE

加工プロセス装置群。圧延機、プレス機、深絞り機など

所属

金属フロンティア工学コース・創形創質プロセス学講座・素形材プロセス学分野

主な研究内容

金属組織学、鋳造工学、塑性加工学。

研究概要

「素形材」とは材料に熱や力を加え、形を与えた部品や部材のことを指す。材料を素形材にするプロセスには、鋳造、圧延、鍛造、プレス、粉末冶金などがある。及川研究室では、塑性変形中及び熱処理中のミクロ組織や欠陥の変化、塑性変形中の流動応力などを材料科学的に解明することに取り組んでいる。

研究の将来展望

及川研究室では、実験による現象解明だけでなく、様々な計算機シミュレーションを駆使して、加工プロセス中に材料で生じている現象を深く理解することで、新しい材料およびプロセスの迅速な開発に取り組んでいる。将来的には、計算機支援による材料・プロセス設計手法の確立を目指している。これによって、経験や勘に頼る手法と比較して、効率よく材料を開発することができるシステムを構築することを目指している。

「工学部百年史(2020年発行予定)」から転載(一部改変)


関連記事