OUTLINE
磁石粉末を配向固化させる磁場中プレス装置など
所属
知能デバイス材料学コース・情報デバイス材料学講座・スピン情報材料学分野
主な研究内容
磁性材料(永久磁石材料、高周波磁性材料、スピントロニクス材料)の開発と高性能・高機能化。
研究概要
磁性材料は多くの製品に使われ、その高性能化が省エネ等に直結するため、持続可能な社会の構築に貢献している。本研究室では、材料物性に基づく微細構造制御と革新的プロセスの開発により、新規磁性材料の開発や磁気特性ならびに機能向上を目指す研究を行っている。
研究の将来展望
これまで永久磁石では、組織制御、水素との反応、粉末技術により磁気特性の向上を成してきた。高周波磁性材料ではフェライト磁石や複合ナノ磁性粒子を用いたGHz 帯対応電磁波吸収体、スピントロニクス材料ではホイスラー合金による高TMR素子などを開発してきた。今後、磁性材料には、さらなる高性能化、高周波化、環境調和が求められていくが、応じられる磁性材料を開発していきたい。
「工学部百年史(2020年発行予定)」から転載(一部改変)