杉本・手束・松浦研究室

[知能デバイス材料学コース | スピン情報材料学分野]
オープンキャンパスで体験できる研究をご紹介します。
  • スマートフォンやハイブリッド自動車、風力発電などに使われており、現代社会に不可欠な世界最強「ネオジム磁石!」。

  • 世界最強の「ネオジム磁石」。このネオジム磁石は、どのように作られているのでしょうか? その作り方を、原料から磁石になるまで、丁寧にご説明しています。

  • 5Gの登場によりますます発展するIoT社会を支える技術として、不要な電磁波を吸収する「電磁波吸収体」が重要です。その電磁波吸収体にも磁性粉末が用いられております。

  • スマートフォンなどの身近な製品にも使われている「電磁波吸収体」について、その効果と仕組みをご紹介しています。

公開研究|マグネティックワールド

レアアースマグネットなどの永久磁石をはじめ、スピントロニクスや高周波磁性材料などを分かりやすくご紹介します。

OUTLINE

磁石粉末を配向固化させる磁場中プレス装置など

所属

知能デバイス材料学コース・情報デバイス材料学講座・スピン情報材料学分野

主な研究内容

磁性材料(永久磁石材料、高周波磁性材料、スピントロニクス材料)の開発と高性能・高機能化。

研究概要

磁性材料は多くの製品に使われ、その高性能化が省エネ等に直結するため、持続可能な社会の構築に貢献している。本研究室では、材料物性に基づく微細構造制御と革新的プロセスの開発により、新規磁性材料の開発や磁気特性ならびに機能向上を目指す研究を行っている。

研究の将来展望

これまで永久磁石では、組織制御、水素との反応、粉末技術により磁気特性の向上を成してきた。高周波磁性材料ではフェライト磁石や複合ナノ磁性粒子を用いたGHz 帯対応電磁波吸収体、スピントロニクス材料ではホイスラー合金による高TMR素子などを開発してきた。今後、磁性材料には、さらなる高性能化、高周波化、環境調和が求められていくが、応じられる磁性材料を開発していきたい。

「工学部百年史(2020年発行予定)」から転載(一部改変)