OUTLINE

創薬研究のために体外で構築した毛細血管モデル
所属
材料システム工学コース・生体材料システム学講座・生体機能材料学分野
主な研究内容
再生医療やドラッグデリバリーシステムのための医用高分子や刺激応答性高分子の設計、生体分子環境設計、有機・無機ハイブリッド材料。
研究概要
生体機能材料に関して、生体内で機能する材料ならびに生体機能を模倣した材料という二つの観点に基づいて研究を進めている。設計した生体機能材料について、医歯薬学分野のみならず、複合材料やバイオミメティック材料などとして、様々な応用展開を目指している。
研究の将来展望
これまで、刺激応答性ハイドロゲルや自己組織化高分子などのソフトマターを用いて、細胞を立体的に配置する技術や細胞機能を修飾する技術を開発してきた。現在、生体組織、細胞、生体分子、機能性高分子など、様々なソフトマターをシステム化することによって、生体機能材料の創製を目指している。このように、生体機能材料に関する研究を通じて、医療の発展に寄与したいと考えている。
「工学部百年史(2020年発行予定)」から転載(一部改変)