パックセメンテーション法による生体用チタン材料の表面改質
本研究では、供試材を工業用純チタン(JIS2種、10×10×1 mm、鏡面研磨)、粉末をHAp等のリン酸カルシウム系粉末、雰囲気を大気、Ar、真空および水蒸気、熱処理温度を773 K〜1073 K、熱処理時間を3.6 ks 〜259.2 ksとして、PC法を行う。 膜の分析として、XRD(α-2θ, α=1°)で相同定、OM, SEM, TEMで組織観察、EDX, EPMAで組成分析を行う。また、疑似体液浸漬および密着力測定を行い、膜の生体適合性を評価する。