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貝沼・大森研究室｜東北大学大学院工学研究科 マテリアル開発系 金属フロンティア工学専攻 創形創質プロセス学講座 計算材料構成学分野


MEMBERS

教授・貝沼亮介 (Ryosuke KAINUMA)

略歴

1979年3月
群馬県立前橋高校卒業
1983年3月
東北大学工学部材料物性学科卒業
1988年3月
東北大学大学院工学研究科材料物性学専攻博士後期課程修了
1988年4月
日本学術振興会特別研究員
1990年4月
東北大学工学部材料物性学科助手
1992年3月
ドイツ, マックスプランク鉄鋼研究所客員研究員～1993年2月
1995年5月
東北大学工学部材料物性学科助教授
2002年4月
東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻助教授
2003年7月
文部科学省学術調査官～2005年8月
2006年4月
東北大学多元物質科学研究所教授
2010年4月
東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻教授
専門分野：
金属間化合物, 状態図, 相変態, 組織制御, 形状記憶材料, 磁性材料
所属学会：
日本金属学会, 日本鉄鋼協会, 日本熱処理技術協会
担当講義：
材料学概論（材料系学部　第３セメスター）
材料組織学（材料系学部　第４セメスター）
相変態論（修士課程　前期セメスター）

非常勤講師

東北学院大学大学院工学研究科　担当講義：技術経営特論（修士課程）

主な研究業績

（１）比較的高位にランクされる学術誌への投稿
●Nature：（１報）
  1. R. Kainuma*, Y. Imano, W. Ito, Y. Sutou, H. Morito, S. Okamoto, O. Kitakami, K. Oikawa, A. Fujita, T. Kanomata and K. Ishida, "Metamagnetic Shape Memory Effect in the NiCoMnIn alloy system", Nature, 439 (2006) 957-960.
●Science：（５報）
  1. T. Omori*, T. Kusama, S. Kawata, I. Ohnuma, Y. Sutou, Y. Araki, K. Ishida, R. Kainuma, "Abnormal Grain Growth Induced by Cyclic Heat Treatment", Science, 341(2013)1500-1502.
  2. T. Omori*, K. Ando, M. Okano, X. Xu, Y. Tanaka, I. Ohnuma, R. Kainuma, K. Ishida, “Superelastic Effect in Polycrystalline Ferrous Alloys.”, Science, 333 (2011) 68-71.
  3. Y. Tanaka, Y. Himuro, R. Kainuma*, Y. Sutou, T. Omori and K. Ishida,
    "Ferrous Polycrystalline Shape Memory Alloy with Huge Superelasticity", Science, 327 (2010) 1488-1490.
  4. J. Sato, T. Omori, K. Oikawa, I. Ohnuma, R. Kainuma and K. Ishida*,
    "Cobalt-Base High Temperature Alloys", Science, 312 (2006) 90-91
  5. C. P. Wang, X. J. Liu, I. Ohnuma, R. Kainuma* and K. Ishida,
    "Formation of Immiscible Alloy Powder with Egg-Type Microstructure", Science, 297 (2002) 990-993.
●Nature Communications：（２報）
●Advanced Functional Materials：（１報）
●Physical Review Letters：（１報）
●Physical Review B：（１３報）
●Applied Physics Letters：（３９報）
●Acta Materialia：（２１報）
●Scripta Materialia：（２８報）
（２）被引用数の多い投稿論文（2018年10月3日現在、250以上のみ）
  • Title: Magnetic-field-induced shape recovery by reverse phase transformation
    Author(s): Kainuma R, Imano Y, Ito W, Sutou Y et al.
    Source: NATURE Volume: 439 Issue: 7079 Pages: 957-960 Published: FEB 23 2006 Times Cited: 1106
  • Title: Cobalt-base high-temperature alloys
    Author(s): Sato J., Omori T., Oikawa K., Ohnuma I., Kainuma R., Ishida K.
    Source: SIENCE Volume: 312 Issue: 5770 Pages: 90-91 Published: FEB 2006 Times Cited: 432
  • Title: Metamagnetic shape memory effect in a Ni43Co7Mn39Sn11 polycrystalline alloy
    Author(s): Kainumaa R., Imano Y., Ito W., Morito H., Sutou Y., Oikawa K., Fujita A., and Ishida K.
    Source: APPLIED PHYSICS LETTERS Volume: 88 Issue: 19 Pages: 192513 Published: 2006 Times Cited: 270
  • Title: Magnetic and martensitic transformations of NiMnX(X=In,Sn,Sb) ferromagnetic shape memory alloys
    Author(s): Sutou Y, Imano Y, Koeda N, et al.
    Source: APPLIED PHYSICS LETTERS Volume: 85 Issue: 19 Pages: 4358-4360 Published: NOV 8 2004 Times Cited: 731
  • Title: Magnetic and martensitic phase transitions in ferromagnetic Ni-Ga-Fe shape memory alloys
    Author(s): Oikawa K, Ota T, Ohmori T, et al.
    Source: APPLIED PHYSICS LETTERS Volume: 81 Issue: 27 Pages: 5201-5203 Published: DEC 30 2002 Times Cited: 272
  • Title: Promising ferromagnetic Ni-Co-Al shape memory alloy system
    Author(s): Oikawa K, Wulff L, Iijima T, et al.
    Source: APPLIED PHYSICS LETTERS Volume: 79 Issue: 20 Pages: 3290-3292 Published: NOV 12 2001 Times Cited: 312
  • なお、全論文数は464報、内　被引用数100以上の論文数は33報あります。H-Indexは62です。

最近の受賞歴

2012年04月
文部科学大臣表彰　科学技術賞（研究部門）
2012年09月
日本金属学会・技術開発賞
2014年03月
日本金属学会・学術功労賞
2016年03月
日本鉄鋼協会：学術功績賞
2017年03月
日本金属学会：谷川ハリス賞
2017年05月
Shape Memory and Superelasticity 誌：Best Paper Award
2017年05月
本多記念会：本多フロンティア賞
2018年07月
フジサンケイビジネスアイ：第32回創造性を拓く　先端技術大賞

おまけ（自己アピール）

  1. 研究室の理念にもなっていますが、私個人も人に教えることが好きです。（なので、学生が質問に来てくれることは、いつでも大歓迎です！）
  2. ドイツのデュッセルドルフに1年間留学しました。ドイツ語はあまり身につきませんでしたが、ドイツ語の響きが好きです。
  3. 技術経営（MOT)の専攻に3年ほど身を置きました。講義は「実践技術展開論」を担当し、イノベーションのダイナミクスに関する大変面白い勉強をさせてもらいました。この経験は、東北学院大の非常勤講師の働きの中で、今も活用しています。
  4. 文部科学省の学術調査官として2年間ほど忙しい生活をしました。学術調査官は、文部科学事務官という立場で、科学研究費補助金の制度改革や審査の現場に身を置きました。仲間の調査官と研究費の審査（ピアレヴュー）に関する国際的な調査にも参加し、その制度のあり方や重要性を学びました。
  5. 大学１年の時に聖書の福音に触れ、以来クリスチャンとして人生を歩んでいます。現在、40名程度のプロテスタント教会（ニューライフキリスト教会（名取市））に所属し、この教会の役員として奉仕しています。時々、礼拝で説教や司会をします。
    （好きな聖書の言葉）
    「だれでもキリストの内にあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、すべてが新しくなりました。」IIコリント5：17
    「神は実にそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠の命をもつためである。」ヨハネ3：16
  6. 現在、学生時代にお世話になった東北大学キリスト教青年会渓水寮の理事長をしています。
  7. 趣味は殆どありませんが、バロックから印象派まで幅広くクラシック音楽を鑑賞することが好きです。
自己アピール

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