貝沼教授のごあいさつ
教授 貝沼 亮介
Professor Ryosuke Kainuma
貝沼・大森研究室のホームページへお越し下さりありがとうございます。
我々の研究グループは、金属材料の強度や諸機能の向上に結び付く材料組織制御を目指し、その根本原理である「状態図」と「ミクロ組織の熱力学」を中核とした教育・研究を行っています。金属材料の研究には、通常「合金作製(溶解、焼結)」→「組織制御(加工熱処理)」→「組織解析(結晶構造解析、組織観察)」→「特性評価(機械試験、物性評価)」といった異なる複数の要素が含まれます。当研究室は、材料開発の地図とも例えられる「状態図」の情報に基づき、合金作製から特性評価まで基本的に全て自前で行います。それは、一連のプロセスを体験させることが、材料系学生への教育にとって有用であると信じるからです。また、教育面ばかりでなく、この様な垂直統合型研究スタイルの柔軟性から、耐熱材料、形状記憶材料、電子材料分野で多くの新材料を開発するなど、優れた研究成果を上げてきました。
我々の研究アプローチと研究内容をご理解いただいた上で、共同研究にご興味のある研究機関や企業がおられましたら、遠慮なくご連絡・ご相談ください。なお、材料組織・特性の制御や評価に関する技術相談も受け付けております。
お知らせ
NEWS
- 2022/3/18 「ICOMAT 2022」において、大森准教授の口頭発表が「Oral Award」、許勝特任助教の口頭発表が「Most Viewed Presentations」に選ばれました。
- 2022/3/17 宮川寅矢君が、「日本金属学会2022年春期講演大会」において優秀ポスター賞を受賞しました。
- 2021/12/22 宮川寅矢君が、「第20回日本金属学会東北支部研究発表大会」において最優秀ポスター賞を受賞しました。
- 2021/12/10 岩下翔太君が、「日本銅学会第61回講演大会」において学生優秀講演賞を受賞しました。
- 2021/6/24 五百蔵一成君が、「CALPHAD GLOBAL 2021」においてBest Poster Awardを受賞しました。