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 葛西研の学生用ページを訪ねて頂いて有難うございます。

 当研究室では、「21世紀の環境・資源問題を解決できる斬新なプロセス技術」を開発するための研究を行っています。

 現在の具体的な研究プロジェクトは、ホームページ内を参照して頂くとして、簡単に言えば、

 素材製造やリサイクルプロセスを効率化して、あまりエネルギーを使わず(CO2発生量を削減しつつ):

  • 現在は捨てられている廃エネルギーを使いやすい形に変換する
  • 環境に悪影響をもたらす化学物質や重金属を排出しないようにする
  • 汚染された環境を効率的に修復(除去、無害化)する

ための技術を開発しています。

もちろん、自主的な研究課題の持ち込み相談も受け付けます(自分なりの研究計画が策定できていればベストですが、ある程度方向性が整理出来ていれば、助言も可能です)。 ただし、研究期間や研究費との兼ね合いもあるので、大型装置が必要な課題などは、十分な予備検討期間が必要です。 まずは、気楽に相談してみて下さい。

 葛西研の研究の基礎となる学問は、物理化学、化学工学・反応工学、金属工学、無機・有機化学など(パソコンを操る経験やセンスも強力な武器となります)ですが、これらは、研究への意欲と情熱の重要性を超えるものではありません。 また、その意欲や情熱を常に積極的に発射していれば、周囲の諸先輩から自然にバックアップが受けられます。 スタッフや先輩も好奇心いっぱいのあなたを待っています。

 卒業研究や学位取得のための期間は決して長くありませんが、これからの人生の種々の場面でのより良い判断や行動を導くためのかけがえのない貴重な経験です。
 特に、実験研究の立上げ時に起こる細かな様々な問題や課題の克服は、プロジェクトや事象のおおまかな事前イメージ把握、情報収集と処理、他人とのコミュニケーションと連携、道具の使い方、多少の辛抱(納期や研究費?)などを通して、課題を成し遂げるための総合的、実践的なセンスを自然に、かつ、スマートに磨いてくれます。
 研究室を見学して頂ければ分かりますが、当研究室の主な研究装置は担当者自らが設計に加わり、業者と共に自作したものが少なくなく、既製品そのままで使用するものはパソコンや分析装置などに限られます。 新しいプロセス(物づくりの過程)の研究は、既製品でまかなえない場合がほとんどなのです。

 研究室内でのディスカッション、異なる組織の研究者たちとの共同研究、国際会議への発表、学位研究論文作成などは、研究開発のための広範囲な知力と創造力、関係者への説明力、説得力を否が応でも養成してくれます。

意欲のある学生には国内学会や国際会議への発表を、技術と財政の両面から強力にサポートします。

 研究室行事(研究以外)は自由度いっぱい。あなた方メンバーの計画次第です。 お花見に始まり、内定お祝い、夏遠征、芋煮、忘年会、追い出し以外にも盛りだくさんの行事があります。

 どんな研究をしたいか、どの研究室にするか、迷っている人も、迷っていない人も、とりあえず、葛西研をのぞいてみませんか?

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 当研究室は、東北大学環境科学研究科の基幹講座(資源循環プロセス学 化学再生プロセス学)です。

 本学機械知能航空工学科の学部学生は、「エネルギー環境コース」を選択し、当研究室を希望すれば3年生から配属され、卒業研究を行うことが可能です。高専からの編入学も可能です。

 環境科学研究科の大学院への入試情報については、ここを参照して下さい。

 本学機械知能航空工学科から進学する場合は、「エネルギー環境群」を受験し、物質・材料循環学コースを選択して下さい。 異なる専門分野からの進学は「環境総合群(*)」が選択可能です。
 希望する場合は、事前に必ず葛西(kasai@tagen.tohoku.ac.jp)にご相談下さい。不思議への「探究心」、研究への「意欲力」、科学的な「センス」を最大限に評価します。

 他大学から本学環境科学研究科への進学を歓迎します。 不明点や不安がある場合、尻込みしたりせずにご相談下さい。
 その他、社会人学生、外国人留学生などの受け入れが可能です。 大学院博士課程後期3年の課程も受け入れております。

みんなで楽しく環境・リサイクル技術を極めましょう!

(*) 環境総合群:志願者の学部教育履歴が上述の入試群やその入試科目に充分に適合しない場合に対して設置されている。 たとえば,文系学部から理系の研究室(分野)を志望する場合,また理系であっても,農学系学科、電気系学科、建築系学科などから本分野を志望する場合が該当する。 志願者は,事前に問い合わせて下さい。 入試は、英語、基礎科目(数学,化学,物理から選択)と専門科目が課されますが、専門科目では各受験者の専門知識をベースとして環境科学専攻に特化した問題が出題され、受験者の本研究科における総合的な適正を重視した合否判定がなされます。

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