創発第2回材料系自発的融合の場を開催しました
2024年3月7日(金)-9日(日)
JSTの創発的研究支援事業の一環で、創発研究者自らが企画・立案するイベント「自発的融合の場」を開催しました♪紹介文はこちら。
私も幹事として1年前から準備に取り掛かってきました。2~3か月おきにミーティングしながら内容を固めつつ、年明け以降は実際の申込み手続きなどに追われながらも何とか無事開催を迎えることができました♪
当日は新幹線でJR高崎駅へ。量子技術基盤研究所(QST)の見学には参加せず、共同幹事の丸山先生と一緒に直接会場へ向かう方々をバスへ案内して向かいました。
これが今回の会場。山間にある温泉旅館です。
入口。紫を基調とした暖簾で趣がありますね♪
ついたら初日はJST/CRDSの中山智弘さんの基調講演として、日本の研究力向上について鋭い私見をたくさん聞かせて頂きました。日本の研究政策について我々は受け身の側なので、推進する側の方の意見を聞けるのは新鮮でした。
我らがPOの北川先生。
代表幹事を務めて下さったQSTの佐藤さん!
最初の基調講演者の中山智弘さん。北川先生とは以前からお知り合い???
その後、美味しい夕食を挟んでから夜はポスタセッションがあります!2日間に分け、約20名の発表を1時間半にわたってじっくり聞けました♪温泉旅館・合宿形式だとこういうことができるのは嬉しいですね♪
夕食。この後まだポスタセッションが控えています。
夕食はどれも美味しかったです♪
ポスタセッションの様子
今回は学生を対象にポスタ賞を設け、PO/ADの先生方に審査を依頼いたしました。受賞者は東大の白井さん。おめでとう!
2日目は他分野の創発・さきがけ研究者の招待講演です♪私も何人か依頼し、こうしてゆっくりお話を聞くことができてありがたかったです。
阪大の松崎先生と東京科学大学の打田先生
NIMSの大池先生と成蹊大の三浦先生
佐賀大の中村先生と長岡技科大の溝尻先生
QSTの石綿先生。座長はマテOBの新田先生に依頼いたしました!
ちなみにマテからは許先生も同じ北川パネルで参加しているほか、石原先生にもお声掛けしたところ参加して頂けました♪実は好田先生もかつて北川パネルに参加していたのですがもうご卒業されました。
さて、昼食をはさんで午後からは岩佐先生の基調講演です!昨年度で東大を退官され、今は理研に籍を置いていらっしゃいます。岩佐先生の研究歴をたっぷりを講演して頂けました。
万全の体調ではなかったそうですがお話は非常に面白かったです!
その後のグループディスカッションでは日本の研究力について学生も交えながら大いに盛り上がり、エクスカーションを挟んで夕食、ポスタセッションと充実したプログラムが続きました♪
グループディスカッションは松村先生にファシリテータを依頼いたしました。
2日目の受賞者は京大の永井さん。おめでとう!
最終日も午前中までセッションが続きます。
最後の基調講演は九州大学の山内先生に依頼いたしました。幼少期の頃から北川先生との出会い、最新の研究から万博への出店まで、笑いも交えながら奥が深くて熱いお話をたっぷり聞かせてくださいました。
大量のスライドまで用意して下さり、貴重なご講演をありがとうございました!
最後のプログラムはグループディスカッションです。各グループのメンバが偏らないように学生も分散してグループを組んでいたのですが、この3日間の活動を通して学生たちの方から教員抜きでグループを作りたいとの申し出がありました。そのため最終日は突如グループを組み替え、研究者の”安定”と”挑戦”の両立について学生チームからも刺激的な提案を頂けました!これは大変面白かったですね!私たちとしても彼ら・彼女らの未来と今後の活躍を支えていきたいと思いました。
来年は九州で?やるそうなので、私も楽しみながらより深く充実した研究生活が送れるよう頑張りたいと思います♪
企画してくださった幹事の方々、講演してくださったPO/ADの先生方、参加・協力してくださった皆様、本当にどうもありがとうございました!