大学生の方へ
研究内容に近い科目
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材料物理化学
2年次前・後期 履修
当研究室は材料物理化学分野に所属しているため、当研究室教授の朱先生が担当している「材料物理化学」は欠かせないものです。電気化学や非鉄金属精錬学の基礎的な部分が含まれており、この授業の知識がまったく無いと研究内容を一から理解することになり、とても大変です。しかし、計算方法などの詳細知識が必ず必要という訳ではないので安心してください。
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電気化学
3年次前期 履修
「電気化学」は、当研究室と最も関わりが強い科目かもしれません。流す電気量を決めるときや平衡電位の計算によく使われます。また、平衡電位を導き出す実験や分極曲線の測定、電池の実験など、授業でやった様々な知識・経験が活きていると感じます。毎年、電気化学分野の研究テーマを取り扱う学生も多くいます。
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非鉄金属精錬学
3年次後期 履修
「非鉄金属精錬学」は当研究室准教授の竹田先生が担当している科目で、過去から現在までの製錬・精錬プロセスについて学びます。そして、研究室では授業での知識を基にして、現行プロセスよりコストや環境負荷を低減する方法について模索しています。非鉄というと範囲が広く、大変そうに思えるかもしれませんが、研究を進める上で自分の扱う金属について学び直せば大丈夫です。
一日の流れ
- 実験がある日
- 実験がない日
気になるアレコレ
「研究室について」「先輩自身について」「プライベート」etc…
研究室選びで悩んでいる大学生が気になるであろう質問に、朱・竹田研の先輩が答えました。
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- Q. 朱・竹田研を選んだ理由は?
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- チタンや電気化学などに興味があり、研究してみたかったから。
- 中国でも有名な朱教授のもとで学びたかったから。
- 成績があまり良くなく自由に研究室を選べなかったが、ブラックではないイメージがあったから。
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- Q. 朱・竹田研に入ってよかったと思えることは?
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- 同期と仲良くなれたこと。
- 留学生と交流ができたこと。
- 研究室の人数が多いので賑やかで楽しいこと。
- 先生や先輩が優しく、手厚いフォローを受けながら研究を進められること。
- 研究室は自由な雰囲気なので、ほど良く暇でほど良く研究ができること。
- まとめる力や自ら考える力、事務処理能力など社会人になってからも役に立つ力が身に着くこと。
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- Q. 朱・竹田研の推しポイント!
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- 先生方が優しいところ!
- 先輩方、同期の仲が良く雰囲気が好きなところ!
- 学生の自由度が高いところ!
- 留学生が多くて多国籍なところ!
- 芋煮会や忘年会、放課後や休日の飲み会など楽しいイベントが多いところ!
- 溶融塩に関する電気化学を中心とした研究テーマがどれも魅力的なところ!
- キツい拘束で毎日朝から晩までいないといけないというわけではなく、比較的プライベートは自由が効くが、放置されるわけではないためバランスが良いところ!
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- Q. ここがちょっとイマイチ...
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- 人数が多いため、少し窮屈に感じるところ。
- 実験設備が古かったり、高温実験は少し危ないところ。
- 留学生と日本人学生の交流がまだまだ一部的なところ。
- やる人とやらない人の差が激しいところ。
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- Q. どんな人が向いているの?
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- チタンや電気化学に興味がある人。
- 自分のペースで研究をしたいと思っている人。
- サークルやバイトなど、研究以外にプライベートも充実させたいと思っている人。
- 日本以外(主に中国)の文化に触れてみたい人。
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- Q. どのくらいおすすめ?
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- さまざまなバックグラウンドがある人がいるため、にぎやかで楽しい。(5点)
- 研究室の競争率は高くなく、プライベートな時間も取りやすい。(4点)
- 研究室や実験設備は古く、あまり綺麗な環境ではないが、先生方が優しい。(3点)
- 自分のペースで自由に研究ができるため、個人的にはいい研究室だと思うが、自由で干渉が少ない分さぼりがちな人も多く、研究発表の直前に苦労している姿をよく見かける。(2点)
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- Q. 元々、朱・竹田研に興味があったの?
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興味あり🙋🏻♂️
- チタンや電気化学など、研究内容に興味があった。
- 非鉄金属精錬学の授業が好きだった。
- あまりキツくない研究室が良いと思っていた。
- 知り合いの先輩がいて、気になっていた。
興味なし🙅🏻♂️
- 興味のある分野ではなかった。
- 特に印象がなかった。
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- Q. 学部時代に好きだった科目は?
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- 電気化学(3票)
- 材料物理化学(3票)
- 鉄鋼製錬学(1票)
- 電子材料学(1票)
- セラミック材料学(1票)
- 工業数学(1票)
- スポーツA(1票)
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- Q. 学部時代の成績は?
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30位台の方もいれば、90位以降の方もいたりと幅広い成績の学生が在籍しています。
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- Q. プライベートも充実している?
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- 学部4年生時はまだそこまで忙しくないため、自分の時間を取りやすく、バイトやプライベートの時間も充実している。
- 実験の日々は忙しいが、同期との月一の飲み会が生きがいになっている。
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- Q. 迷える後輩たちへメッセージ!
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4年生から本格的に始まる研究では、今までとは違うかたちの大変さや苦労がたくさんありますが、その分わくわくや楽しみもこれまでとは比べ物にならないくらい詰まっています。是非とも楽しみながら乗り切ってください。研究室で待ってます!!
卒業生の声
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- 真壁 太一 さん
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JFEスチール株式会社
2020年度 修士課程修了
学生の自主性を尊重してくれる研究室のため、
自分で思考し行動する力が身についた-
- 朱・竹田研を選んだ理由は?
- 学部生当時、自分がどのような分野、研究に取り組みたいか漠然としたイメージしかありませんでした。その中で朱・竹田研究室の高温融体というテーマに対し様々な視点からアプローチする、という研究の多様性に興味を感じたのがきっかけです。
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- 朱・竹田研に入ってよかった?
- 学生の自主性を尊重してくれる研究室のため、専門的な知識と共に、自分で思考し行動する力が身についたこと。また、その行動に対し、先生、先輩方が手厚くサポートしてくれたことです。
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- 研究室時代の思い出は?
- 長時間かかる実験を扱っていたため、同期や先輩、後輩とともに過ごす時間が多く、研究活動を行いながら友人達と過ごした時間は忘れられません。また、中国人留学生の方もいたため、学部生時代とは異なる交流ができたことも印象に残っています。
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- 当時の研究内容は?
- 溶融弗化珪酸塩の粘性を、電気化学的手法と物理的手法の2つの視点から調査する研究を行いました。鉄鋼業でいう製鋼に関係するテーマであり、現在勤めている会社に興味を持ったきっかけにもなりました。
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- 現在のお仕事は?
- 技術系の職種として入社し、工場の操業管理を行っています。安定操業や、燃料原単位、歩留向上のために日々操業データの解析作業に努めています。
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- 当時の研究は仕事に活きている?
- 研究テーマとはあまり関連しない部門への配属となりましたが、課題解決のために勉強、試験を行い、考察し、さらにその結果を活かして次のアプローチを行う一連の業務の流れは朱・竹田研究室で身につけることができました。
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- 研究室選びで悩む学生へメッセージ!
- 目標、やりたいことが朱・竹田研究室の研究と重なっている方は、お話を聞きに行ってはどうでしょうか。その熱意を後押ししてくれる環境が朱研には整っていると思います。また、私がそうだったように、将来のイメージが漠然としているという方も、卒業までにやりたいことが見つかるかもしれません。
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- Y.N さん
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表面改質メーカー 勤務
2021年度 修士課程修了
留学生の方々との交流は刺激が多く、
貴重な財産になった-
- 朱・竹田研を選んだ理由は?
- 材料学の各分野を学んだ中で、非鉄精錬学の内容に興味を持ちました。オープンラボデーで研究室の雰囲気にも馴染めそうだと感じ、朱・竹田研究室を選びました。
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- 朱・竹田研に入ってよかった?
- 朱・竹田研究室は中国出身の留学生を多く受け入れています。留学生の方々との交流は刺激が多く、貴重な財産になったと感じています。
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- 研究室時代の思い出は?
- 研究室での1年間は野球大会や駅伝大会など様々なイベントがあります。それらに向けて研究室のメンバーと練習したり、準備したりしたのが思い出に残っています。
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- 当時の研究内容は?
- 航空機のエンジン部材など高温環境で用いる材料として、高温特性に優れた窒化ケイ素が期待されています。窒化ケイ素のナノサイズの粉末を合成し、焼結して、緻密で高温特性に優れた窒化ケイ素系のバルクの作製を目指す研究をしていました。
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- 現在のお仕事は?
- 表面改質技術を主体とする加工メーカーで、研究職として働いています。企業や大学など顧客の要望に応じて、技術開発や試作品の作製、評価などを行っています。
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- 当時の研究は仕事に活きている?
- 大学での研究分野と現在の業務に直接の関係はありませんが、材料学の知識はとても役立っています。また準備・段取りやコミュニケーションの大切さなど、研究と仕事で共通する部分は沢山あると感じています。
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- 研究室選びで悩む学生へメッセージ!
- 研究室選びでは研究室の雰囲気に合うかも重要だと思うので、研究室選びやオープンラボデーに積極的に参加するのがおすすめです。
進路
令和4年度(2022年度)
修士2年
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(株) トーカロ
1名
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(株) SUBARU
1名
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進学 東北大学博士課程
1名
学部4年
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進学 東北大学修士課程
7名
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(株) サクサシステムエンジニアリング
1名
〜令和3年度(2021年度)
- (株) DOWAホールディングス
- (株) トーカロ
- (株) 日鉄ステンレス
- (株) JFEスチール
- (株) KOKUSAI ELECTRIC