大学院・工学研究科 研究室
金属フロンティア工学専攻

先端マテリアル物理化学講座 材料物理化学分野(朱研究室)

研究スタッフ

教授
朱 鴻民 (Hongmin Zhu)
准教授
竹田 修 (Osamu Takeda)
助教
盧 鑫 (Lu Xin)

研究テーマ

  1. 溶融塩電気化学を用いた新材料の開発
  2. 溶融塩を用いた使用済み核燃料の再処理に関する研究
  3. 液体金属・半導体の粘性流動に関する研究
  4. 高温対応型NMRによる物質構造に関する研究
  5. 溶融塩を用いた環境有害化合物の完全分解処理に関する研究

研究内容

本研究室では、「高温融体」をキーワードとして溶融状態での材料の物性値に関する研究、さらには高温を用いた機能性材料の開発を行っています。日常使う殆どの工業材料は溶融状態からつくられますので、その性質を詳しく知ることは新材料の開発にとって大変重要です。当研究室では原子力宇宙で使われる材料に至るまで、溶けた材料の多くの性質を様々な角度から研究しています。

例えば高温の液体金属を対象とした世界一の性能を持つ粘度測定装置があります。拡散係数の測定には高温で使えるように改良したNMR装置があります。

高温で溶けている塩(溶融塩)を用いては、通常の手段ではつくることの難しい中性子用の材料を電気化学的な手法で開発することも行っています。微細孔をもつセラミックスに電解質を含ませた固体状電解質の研究は高性能バッテリー用に期待されます。

環境対応としては、PCB等の有機ハロゲン化合物溶融塩による分解処理の研究を行っており、シンプルな装置で非常に高い分解効率を達成しています。